『LINE』は誰もが最初に出会うアプリです。操作が簡単で、特にスマホの知識がなくても簡単に使いこなせてしまいます。
『私の情報なんて漏れても何の役にも立てませんよ!』…なんて気軽に考えていませんか?とんでもありません!あなたのスマホには友達の情報 (アドレス・住所・電話…)が山盛りです!そのデータをあなたが差し出すことになるのですよ!

もっと言えば、海に囲まれた島国に住んできた日本人は、情報管理に関して「上から下まで」赤子同然です。今や世界中で一番間抜けな人種かも知れません! どんなに立派な軍隊や武器を持っていても、情報が筒抜けでは勝負になりません!!
(2021.04.05)

今もっとも話題に上っているアプリ、それが『LINE』です (^_^;)

あなた自身も真っ先にインストールしたアプリではないですか?主な利用国は日本、タイ、台湾、インドネシアの4ヵ国と で、世界的に普及しているアプリとはいえません。でも日本では圧倒的なシェアーを誇っています。

  1. 2021年3月1日にヤフーとLINEの経営統合が完了し、両社とも新生Zホールディングスの傘下に入りました。
    LINEのデータセンターは世界複数箇所に存在し、日本のサーバーでは、トークテキスト、LINE ID、電話番号、メールアドレス、友だ ち関係、友だちリスト、位置情報、アドレス帳、LINE Profile+(氏名、住所など)、音声通話履歴(通話内容は保存せず)、LINE内 サービスの決済履歴などを管理しています。
    韓国にあるサーバーでは、画像、動画、Keep、アルバム、ノート、タイムライン、LINE Payの取引情報(ユーザー個人の識別は不可)を管 理しています。なお、画像・動画を保管するサーバーについては、2021年半ば以降、段階的に日本国内への移転を進めると発表がありました。
    中国の委託先が個人情報を閲覧できる状態になっていました。
  2. LINEは3月23日、コミュニケーション関連機能の開発や保守、運用について中国での業務を終了すると発表しました。これまで韓国のデー タセンターに保存していた画像や動画などのデータを、日本に移転することも明かしました。
    トーク内の画像や動画などのファイルは6月、タイムラインの情報は8月までに移転する予定。これに伴い、これまで韓国と日本で分 割して保存していたモバイル決済サービス「LINE Pay」の決済情報も、日本のデータセンターに移転するとしています。 将来的には、LINEのデータは全て日本国内に保管されることになります。

自分で出来るセキュリティーは、自分で設定しましよう!

大元のサーバーでデータを覗かれるのは、私達ではどうしようもありませんが、せめて自分たちで出来るセキュリティーは自分で設定しましょう。 その為の施策を幾つか提案します。ご検討ください。

6 友達は自分で決める…以外は全てホーム → 設定 → 「プライバシー管理画面」で設定することが出来ます。普段触らない箇所だと思いますが、 この際思い切って設定してみては如何でしょうか?他のアプリでも同じ様な設定が出来ますので、見直してみるのも良いと思います。

  1. LINEを立ち上げて、①ホーム ②設定 ③設定メニューの④プライバシー管理 のページで、1~5項目まで設定できます。
  2.   1 「LINE」アプリにパスワードをかける
  3.   2 暗号化は手元から
  4.   3 知らない人のメッセージを制限する
  5.   4 他のアプリには近づかない
  6.   5 自分の情報をむやみに提供しない
  7.   6 友達は自分で決める
  8.   7 追加情報


⑤「Letter Sealing」項目の⑥を入れるだけで完了です。たったこれだけの作業で少し安全が買えるなら是非チェックを入れて下さい。 …というより、最初からチェックを入れておいて欲しいですね!

但し通信相手もチェックが入っていないと効果ないですが…
相手の方が「Letter Sealing」を設定しているかどうかは、相手とのトーク画面で右上の「≡」ハンバーガーメニューをクリックすると現れる画面の最下段に ⑦「このトークルームではLetter Sealingが適用されています」と表示されます!

3 バージョンアップや機種変更

LINE自身が大きく変わっていくことでしょうが、これらの設定はバージョンアップや規約変更、或いは機種変更 等で変わったり、リセットされていきます。時々項目の確認や再設定の必要があります。